千葉県千葉市緑区おゆみ野から本州を横断し富山へ行く自転車旅!
完走しました。
経由した都県は、千葉県・東京都・埼玉県・群馬県・長野県・新潟県・富山県。
以下はその記録です。
■日 程: 2018年(平成30年)5月12日(土)~5月18日(金)
■参加者: Ohga、Machida(男2名)
■走行距離:
5月12日(土)おゆみ野→大宮 88.4km
5月13日(日)大宮→高崎 75.9km
5月14日(月)高崎→小諸 71.6km
5月15日(火)小諸→白馬村 85.2km
5月16日(水)白馬村→富山 135.4km
合計 456.5km
1日目 おゆみ野(千葉市)→大宮(埼玉県)
■日程: 5月12日(土) 08:04出発 → 15:26到着
■行程: おゆみ野 → 大宮 (走行距離:88.4km)
■天候: 晴れ
■宿泊: パークプラザ大宮
稲毛海浜公園沿いのサイクリングロードを通り、都内に入ってから荒川右岸の河川敷内の広い道を走りました。
お昼はMOSバーガーで。
荒川を外れ、埼玉大学正門に立ち寄った後、大宮駅東口の繁華街の中にあるカプセルホテル「パークプラザ大宮」に投宿しました。
「ホテル内に自転車を置く場合は、袋(輪行袋)に入れて欲しい」とのホテル側の話があり、それも面倒なので、駅傍の有料自転車置き場に預けました(1泊200円)。
夕食は、飲み屋街の路地を入ったところにある中華料理店で。
我々がチェックインした頃はガラガラだったカプセルホテルが、夜中に満杯になった模様。
さすが繁華街!
2日目 大宮(埼玉県)→高崎(群馬県)
■日程: 5月13日(日) 08:20出発 → 14:21到着
■行程: 大宮 → 高崎 (走行距離:75.9km)
■天候: 曇り時々雨
■宿泊: アパホテル<高崎駅前>
ずーっと国道17号(中山道)を北上しました。
自転車のリアキャリアに載せた荷物は、雨に備えて完全防水を施しました。
昼食は「てんぐ茶屋」で。私はかつ丼、Ohga氏は蕎麦。
宿泊先のアパホテルでの自転車保管場所は、最初1階の駐車場へ案内されましたが、その後、ホテルのロビーに置くことになりました。
夕食は庄屋で。(廉く上げるつもりが、ちと金額がいきました。)
翌朝は、ホテル内でバイキング形式の朝食を頂きました。
3日目 高崎(群馬県)→小諸(長野県)
↓ 碓氷峠~軽井沢(上の地図の四角で囲った部分)の拡大図
■日程: 5月14日(月) 08:21出発 → 15:50到着
■行程: 高崎 → 小諸 (走行距離:71.6km)
■天候: 晴れ
■宿泊: 小諸ロイヤルホテル
さすがに自転車で1,000メートルを登るというのは、しんどかったです。
ですが、箱根駅伝5区の登りに比べたら、碓氷峠は自転車乗りには優しかったです。
箱根の場合は自転車を漕ぐことも辛く結局押して登りましたが、碓氷峠は時々自転車を降りて休息をとりながら漕いで登るということが出来ました。
今回我々が選んだ碓氷峠の道は「碓氷バイパス」でしたが、翌朝ホテルの人に聞くと、いわゆる「旧道」の方が自動車の通行も比較的少なく、傾斜も少し滑らか(と言っていたように思います)なのだそうです。
途中、Ohga氏が「ここの釜めしは有名で是非食いたい!」と言っていた峠の釜めし本舗「おぎのや」横川店に立ち寄りましたが、生憎未だお昼前の11時。
残念ながらあまりお腹が空いていなかったので、食べませんでした。
そういえば、碓氷峠に差し掛かる前にコンビニで、東京から一人で来た自転車おじさんと立ち話しましたが、その後彼は無事軽井沢までたどり着けたのかなあ??
碓氷峠を登り切り、軽井沢のレストランでカレーを頂きました。
ホテルに着き、入浴後、小諸駅前の飲み屋でビール&夕食を頂きました。
駅前のこのホテルはかなり古くコインランドリーの設備もないため、街中のコインランドリーをGoogleMapで探し洗濯をしました。
4日目 小諸(長野県)→白馬村(長野県)
■日程: 5月15日(火) 08:07出発 → 16:26到着
■行程: 小諸 → 白馬村 (走行距離:85.2km)
■天候: 晴れ
■宿泊: ペンション シャレール
千曲市から小川村を経由して白馬村に向かうルートは、標高グラフに示す通り、3回山越えしなければなりませんので、やはりきつかったです。
しかし、時々遠方に見える、雪を頂いた北アルプスの尾根の美しさには、うっとりさせられました。
昼食は、一つ山越えしたところで見つけたジンギスカン料理の店「ろうかく荘」で、サフォーク定食(※)を頂きました。
このお店の客席から、眼下に湖を眺めることが出来ました。
湖の名前は琅鶴湖(ろうかくこ)。犀川(さいがわ)の上流に位置します。
さて、なんとか白馬村に到着し、さらに、予約したペンションまで本日最後の上りを、必死の思いで漕ぎ上がりました。
ペンションは、本日我々2人だけが宿泊客とのこと。
つまり、貸し切り状態ってことです。
部屋(一人一部屋)にはシングルベッドが3つ並べてあり、どれも使い放題です。
ペンションの大浴場に行きますと、保温の為に浴槽の上に二枚大きな蓋が被せてあり、利用前にそれを剥がし、利用後再び被せておくというルールだと察し、そのようにしました。
夕食は、ペンションから自転車で線路沿いの県道まで下り、更に少し走ったところにある「ガスト」で頂きました。
翌朝の朝食は、いい感じの食事でした、が、写真撮るの忘れました。(果物とコーヒーの写真は撮りましたが。。)
※サフォークはヒツジの種類だそーです。(以下、ウイキペディアより)
サフォーク種(英語:Suffolk)とは、家畜として飼育されるヒツジの一種である。顔まで羊毛がはえておらず、黒くなっているという特徴がある。主に羊肉をとるために飼育されている肉用種である。
5日目 白馬村(長野県)→富山(富山県)
■日程: 5月16日(水) 08:17出発 → 18:11到着
■行程: 白馬村 → 富山 (走行距離:135.4km)
■天候: 晴れ
■宿泊: ホテル草津
姫川に沿った道を一気に下って日本海へ!
という感じで行けるかな?と走り始めのころは思いましたが、時々上りがあり、でも殆どは下りだったのでかなり快適でしたが、長い暗いトンネルが幾つもあり、そこを通る時はちょっと怖かったです。
特に上り坂のトンネルは、怖いですね。
ハンドルが少しでもふらっとすると、後ろからくる車に引っ掛けられそうで。。。
日本海が見えたときは、「おおっつ!!日本海だ!!」と、叫びました。
昼食は、道の駅「親不知ピアパーク」にて。
そしていよいよ、というか、とうとう、ゴールの富山に到着してしまいました。
夕食は、「ひらた内科小児科クリニック」(おゆみ野)の院長お薦めの一つ、駅ビル内の回転すし店「すし玉」にて。
旨かった!
ホテル草津には、少しびっくりさせられました。
・「和室」なのに畳敷きではない
・トイレは和式
6日目 富山市内散策 ~ 富山駅北口
■日程: 5月17日(木) 09:00出発 → 22:30到着
■天候: 曇り時々雨
かさばる荷物を宅配便でそれぞれの自宅に送り、最小荷物を富山駅のコインロッカーに預け、荷物無しの軽い自転車で富山市内を散策しました。
前述の「ひらた内科小児科クリニック」(おゆみ野)の院長ご推薦の、スタバ、水上ライン、ライトレールをまず堪能することにしました。
ホテル草津
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富山駅北口
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スターバックスコーヒー富山環水公園店 ・・・朝食
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富岩水上ライン(環水公園→岩瀬) ・・・船に乗り、途中、中島閘門(こうもん)(※)を通り、海の近くまで行きます。
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ライトレール(岩瀬浜→インテック本社前) ・・・路面電車です。
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環水公園
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ラーメン一心(黒ラーメン) ・・・昼食
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富山市郷土博物館(富山城)
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富山県水墨美術館 ・・・臨時休館日!
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富山市役所展望塔
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富山県美術館
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酒肴房(しゅこうぼう)ぜんろく富山店 ・・・夕食
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富山駅北口
※ クルーズの最大の見どころ「中島閘門(こうもん)」!
中島閘門は、富岩運河の建設にあわせて、昭和9年(1934年)に造られました。運河のおおよそ中央となる地点に設置され、水位差を二対の扉で調節するパナマ運河方式(前後のゲートを交互に開閉することで水位の異なる水面を調整)の閘門で、中世から近代のヨーロッパで発達した水運技術を取り入れています。
7日目 富山駅北口→帰路
■日程: 5月18日(金)
■天候: 晴れ
富山駅北口 ロータリー内バス停 23:30発(前夜)
↓ ・・・夜行・高速バス(JAMJAMLINER)・・・4列シート
東京駅八重洲口 鍛冶橋駐車場 6:30着
↓ ・・・JR京葉線・外房線
鎌取
TOPICS:
夜行・高速バスは安い!しかし自転車輪行は×
ツーリングの計画段階で、富山からの帰路を夜行バスで安く楽に帰ろうと考え、夜行・高速バスの予約サイトを探しましたところ、金曜夜富山を発車し東京駅着のバスは5~6千円なのに、木曜夜発車のバスは3千5百円とほぼ半額だったので、木曜日夜富山を立つという日程で今回のツーリングのスケジュールを立てました。
そして、ツーリングの終盤となった水曜日の朝、バスを予約しようと予約サイトを見ると、何と!2千円の表示が在るではありませんか!!
早速2人分予約をしました。
富山駅から東京駅まで、一人2千円です。
安い!助かる!
という喜びも束の間、その高速バスで自転車輪行が可能なのか、少し心配になってきたので予約サイトを調べますと、何と!
■トランクにてお預かりできる荷物の大きさは3辺の合計が120cm以内かつ重さ10kg以内のものでお一人様1個まで
■また、楽器・自転車・ボード等の大きな荷物、壊れ物、危険物、貴重品、ペットにおいてもお断りさせていただきます。
とあるではありませんか!
◇ ◇ ◇
計画段階でバスでの帰路を考えた際、バス輪行は今まで断られた事が無かったという実績もあり、かつどうしても駄目なら電車で帰ろう、と考えておりました。
また、その時点では、上記の「自転車はお断り」の記述に気付いてはおりませんでした。
◇ ◇ ◇
そこで、どうしたか?
バスの運行経路を調べますと、乗客を乗せる停留所は富山が最後。ということは、
■富山で乗客と荷物を載せる際に未だ荷物室にスペースがあれば、何とか頼み込めば自転車を乗せてくれるのではないか? また
■木曜日の夜の料金がそれだけ他の曜日に比べて安いということは利用客も少なく、そのため荷物室のスペースはかなり残っているのではないか?
と、希望的な予想を行い、バス停に向かいました。
結果、バス会社の人から、
「自転車は宅配便で送ってください。バスには載せられません。」
と言われてしまった為、いろいろ言いつくろい、お願いし、その結果、
「本当はだめですよ。今度から宅配便で送ってくださいね!今回だけですよ。」
と、無理やり載せていただきました。
バス会社さん、有難うございました!
助かりました。
ちなみに、バスの中で調べましたら、自転車を宅配便で送ると4~5千円(富山→関東)程かかります。
糸電話
富山の富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)内の天門橋の最上部にある展望塔にエレベーターで上り、ひととき展望を楽しんだ後、もう一方の展望塔を望む場所に来た時、双方の展望塔間を糸のようなものが張ってあり、ブラスチックのコップが糸で括り付けてあるのを見つけ、最初単なるゴミかと思いましたがそのうち、これは昔遊んだ糸電話だな!と気が付きました。
早速、相方のOhga氏が「向こうに行ってみる」と、もう一方の展望塔に行き、糸電話で会話をしてみました。
少し音がこもる感じもありましたが、何となく会話も成立しました。
相方の糸電話のコップを、たまたまそこに来たカップルのうちの女性が代わって持ち、何やらお話しておられましたが、当方聞き取れずキョトンとしておりました。
後ほど相方に聞いたところ、その女性から「”愛してる”と言ってたと伝えてほしい」との伝言があったそうです。
富岩運河環水公園のWebサイトを見ますと、「赤い糸電話」と書かれていました。
なるほどー!!
街中のコインランドリー
長旅をする際、必要なのはコインランドリー。
新しいホテルの場合ほとんどホテル内にコインランドリーが備えてありますが、小諸で泊まったホテルは古く、備えられていなかったので、グーグルで探し、街中のコインランドリーで洗濯をしました。
洗濯は、300円で洗剤が自動的に出るシステムでした。
(大宮や高崎のホテルの場合、別途洗剤を50円~100円で買うシステムでしたので、洗濯300円+洗剤50円~100円=350円~400円かかり、小諸の街中の方が安く済みました。)
乾燥は、能力が高そうな大型乾燥機が12分100円で、充分に乾きました。
(大宮や高崎のホテルの場合、10分100円なのですが、乾燥機が小型で能力が低いため、結局20分で200円となり、小諸の街中の方が安く済みました。)
今どき現金払い?
楽天トラベルアプリで富山のホテルを予約したのですが、そのホテルのカウンターでチェックイン時、「宿泊費を現金でお支払お願いします」と言われ、「予約時にクレジットカードで支払ったはずですが」と言うと、「いえ、お支払いはされていません。うちは現金払いのみなので。」とおっしゃるので、予約完了メールを確認すると、確かに支払いが完了していない様です。
操作ミスしたのかもと、とりあえず、現金で宿代を支払いました。
(その時点で、保有する現金が千円以下となりました。)
後ほど、楽天トラベルアプリでそのホテルを検索しなおし、支払方法を確認しますと、クレジットカード払いは不可で現金払いのみ、という説明がありました。
楽天トラベルで予約できるホテルが、支払いは現金のみなんて、ビックリです。
世界一眺めの良いスタバ
流石にひらた院長(前述)が自慢するだけあって、最高に眺めの良い、最高に立地の良い、スターバックス店でした。
以上